レコーディング音楽の声を最高にする方法

レコーディング音楽の声を最高にする方法

詳細:

1:レコーディングした声をエンジニアに最高の声にしてもらう!

ミックスとは

ミックスとは複数の音を混ぜていく事をいいます。

録音した音を、その曲の方向性にマッチするように変えつつ混ぜていくイメージです。

良い音を録った後にこの作業をやる事でクオリティや世界観がぐんとあがります。

逆に録り音が良くないと、ミックスをいくらやっても出来上がりが上手くいかない事もあります。

料理で言うと、録音した声が食材そのもので、ミックスはその素材を料理する作業工程って感じでしょうか。

ではミックス作業とは実際どんな事をするのか見てみましょう!

音量調整_Volume

これが一番分かりやすいかと思います。

大きくてうるさいパートは音量を下げ、小さいパートは適正まで上げていきます。

もちろん音楽のジャンルやアーティスト本人の趣向によってその塩梅は変わっていきます。

音の配置_PAN

PANとは音の配置の事です。

皆さんヘッドフォンやスピーカーで聞いてる時、音が右から聞こえたり、左から聞こえたりを感じた事があると思いますが、この音の配置の事をPANと言います。

例えばギターの音を右のスピーカーから出したい!!
みたいな時はギターのPANを右にふるなんて言い方をします。

これを音域が近い音をかぶらないように上手く調整すると音が立体的に聞こえてきます。

DAWの操作は分からなくても良いかと思うので、なんとなく音量の変化とPANの変化を感じてみましょう!

音質調整.
EQ処理.
音のいらない周波数をカットしたり、出したい周波数をブーストしたりできます
コンプ処理.
ある一定のレベルまで達した音を圧縮したり、小さい音を持ち上げたりします。
効果わかりづらいかもしれないですが、コンプ処理は結構頻繁にします。
エフェクト処理
エフェクトとは魔法という意味です。

動画はディレイ(やまびこみたいな奴)のみですが、リヴァーブ(残響音)とか、ケロケロボイス、ラジオボイスなどなどの色んな種類の魔法をかけていきます。
ピッチ修正、リズム修正、ノイズ除去などなど
音程やリズムを整える作業やノイズ除去などなど。
ちょっと音程がはずれてたり、リズムがずれてても直す事ができます。

オートチューンをつかったり、メインのボーカルからコーラスを生成したりもできます。

2:自分の声のバックコーラスを追加して歌ってもらう!

バックコーラスとは

演劇・舞台/ショー・レビューなどで「主役・メインボーカル」を引き立てるために、バックでコーラスをすることや、合唱する人たちのことを「バックコーラス」と言います。
また、アーティストのライブやコンサートでバックコーラスを担ったり、アーティストがCD制作を行うときなど、メインヴォーカルが主旋を歌うのに対し、ハミングなどしながら歌にハーモニーを付けていき厚みを出していくこともあります。その際にバックコーラスを必要とする場合も有ります。「バックコーラス」は「コーラス・アーティスト」と同様の呼名(よびな)で使われたりもします。

 

3:リードボーカルのメロディをバックコーラスにヘルプをしてもらう(ダブルトラッキングボーカル)!

ダブルトラック/ダブリング」、いわゆる”重ね“の手法。 これは同じフレーズを2回(以上)録音して再生するレコーディング手法のこと。 ボーカルやコーラスで使う場合が多いです。 効果としては音が太くなったり、微妙なピッチ(音程)の違いにより揺らぎ効果──エフェクターのコーラスやフランジャーのような効果──が得られます。

4:音楽エンジニアにミックスマスタリングを依頼する!

 

ミックスというのはレコーディングで録音したトラック(楽器などの音)をそれぞれ適切な音量、好みのサウンドにしながらバランスを取っていく作業です。

マスタリングはミックスで作られた2mixのデータを調整します。

ここでみなさんミックスで最後まで調節はしないのかという質問が多いです。
もちろん現在ではDTMで最終マスタリングまで行うエンジニアさんはいますが、ミックスでそこまで考えると良いミックスができなかったりします。
ミックスはミックスで作品として作り上げ、あとはマスタリングで「よりリスナーに対応した楽曲にしてください!」という流れがとても良い流れです。

ミックスの記事を書いた時にミックスエンジニアさんは「アーティスト寄り」と「職人寄り」に分かれると書きましたが、マスタリングエンジニアさんは完全に「職人」です。

マスタリングスタジオでの作業

マスタリングでもう一つ大事な作業が、アルバム全体のバランスを調整するという作業があります。
アルバム制作はある程度イメージを統一させながらレコーディングしますが、1曲1曲録音する日も環境も違うのでアルバムの全体を考えながらミックスをするのはとても効率が悪いです。
そこでマスタリングの時に曲同士の音圧、ハイ・ローのバランスを整えていきます。
音圧、音質がバラバラだとアルバムに統一感がなくなってしまうので、とても重要な作業です。
アルバムの曲と曲の間の時間もマスタリングで決めていきます。

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